食用菊はビタミンやミネラル、食物繊維といった健康によい成分がたくさん含まれ、ヘルシー食材として注目されています。
高血圧症状の改善も期待され、菊の花を動脈硬化の漢方薬に配合するものもあります。
菊は奈良時代に薬草として中国から伝播されたもので、ほとんどの菊は食べられます。
香りも苦味も強いものが多いのですが、食用に改良された専用の食用菊は苦味が少なくて歯ざわりがよく、おいしいです。
食べておいしいだけでなく、健康によい成分をたくさん含み、眺めても美しいので、食用と鑑賞を兼ねてキッチンガーデンにぜひ取り入れてみてください。
まず花びらを茹でて料理にお使いください。
酢を少量たらすことで色が鮮やかに仕上がります。
てんぷらや玉子焼きの芯にする事もできます。
美食菊は愛知県主産地の「つま菊」のように料理を引き立てる名脇役として食卓を彩る食用菊です。
アザミ咲きの花びらが特徴的で花は小さめの為、つま菊のように飾りとしてお使いいただいたり、お料理と一緒に食べて食感を楽しむことができます。
【品種】 ●星の桜 従来のつま菊の地位を脅かすべく登場した美食菊。
花は赤紫色をしており、そのままの花姿でお皿を飾っていただき、最後はお花をそのまま食べてください。
●星のかけら 小菊でアザミ咲きのかわいらしい花弁は、収穫してパラパラにすると星がちりばめられたような、キラキラとした容姿をしています。
【育て方】 キクはとても丈夫で育てやすい植物です。
深さがのあるプランターを用いて容易に栽培が可能です。
ある程度育ってきたら摘芯(てきしん)を行ってください。
摘心することにより分枝され、収穫量を増やすことができます。
暖かな気温になってくるとアブラムシが付きやすいので、アブラムシが発生したらすぐに駆除するかアブラムシがでないように予防してください。
薬品を使いたくない場合は、天然成分の薬剤が販売されているのでそういったものを使用してください。
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